疲労も老化も和らげる
睡眠は、体の修復や回復、代謝を促す成長ホルモンが分泌される大切な時間。眠ることは老化防止や疲労回復にとって欠かせません。また脳を休ませることも、自律神経を整えて心の疲れを和らげるのに効果的です。さらに免疫にとっても睡眠は大事なポイント。質の良い睡眠をとるには、眠りについてすぐ「深い眠り」へ達することが重要で、その時に分泌される成長ホルモンは、免疫が働く仕組みで紹介した免疫のエース、NK細胞を活性化させてくれます。免疫力を高めるために、いま一度、睡眠習慣を見直してみませんか?
良い睡眠習慣のために…
朝日を浴びよう
朝、陽の光を浴びると体内時計がリセットされます。夜に自然と眠たくなる体づくりは、朝の起床習慣から。
スマホ、お酒、熱い
お風呂は避ける
ブルーライトは交感神経を刺激するので、寝る前は控えめに。寝酒も睡眠を浅くします。就寝1時間前にぬるめのお湯に浸かることで、睡眠スイッチをオン。
監修
- 農学博士 矢澤 一良先生
- 早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構 規範科学総合研究所ヘルスフード科学部門 部門長
京都大学工学部卒業。その後、相模中央化学研究所に入所、東京大学より農学博士号を授与される。
2000年、湘南予防医科学研究所を設立。主な研究テーマは、予防医学的食品・医薬品素材。日本脂質栄養学会理事、日本機能性食品医用学会理事、日本臨床栄養協会理事。