自立神経をセルフケアすること。
内臓を労わること。
自律神経のケアは交換神経と副交感神経のスムーズな切替がポイントです。朝は決まった時間に起きて、太陽の光で体内時計を整えつつ、軽い有酸素運動で交換神経のスイッチをオンに。夜は就寝前の生活を整えることで睡眠の質を高め、副交感神経を優位に切り替えましょう。内臓の冷えには温活が最適です。生姜や梅、にんにくなど、血行を促進して体を温める食材を摂り入れるようにしましょう。また、暑くても湯船につかるなど、体の内から外からアプローチして、内臓を温めてあげましょう。
ビタミンを摂取すること。
夏バテを予防するために積極的に摂りたい栄養素がビタミンです。ビタミンは生命活動をスムーズに行うための潤滑油で、三大栄養素である「炭水化物」「脂質」「たんぱく質」が、エネルギーになったり体になったりするのを助けるほか、体内の様々な機能を調節して正しく働くように整えます。ヒトに必要なビタミンのほとんどは体の中でつくることができないので、食事から摂り入れることは基本ですが、医薬品やサプリメントで必要な種類や量を補うことも必要です。
筋肉を増やすこと。
基礎代謝は体温維持や呼吸などの生命活動に最低限必要なエネルギーで、1日の消費エネルギーの約60%を占めます。気温の高い夏は、体温維持に使うエネルギーが少なくて済むので、基礎代謝が低下して太りやすくなります。夏に太りにくい体を目指すなら、筋トレに有酸素運動を組み合わせるのがおすすめ。下半身の筋トレで効率的に基礎代謝を高めながら筋肉を増やし、有酸素運動で脂肪を燃焼させて余分なエネルギーを消費して、若々しい体型を目指しましょう。筋肉が増えると、引き締まったメリハリのある体になるだけでなく、血液やリンパのめぐりもアップして全身に栄養が行き渡ることで、「夏疲労を溜めない体で若さを保つ」ことに繋がります。
