じゃがいものミルクスープ

まろやかミルクスープの睡眠&疲労回復レシピ

Update: 2021.06.25
#レシピ

まろやかミルクスープでほっと一息。睡眠のお悩み、疲労が回復しづらいと感じた時におすすめのレシピをご紹介します。

調理時間 8分

201kcal / 1人前

材料
【2人前】

じゃがいも140g
アスパラガス40g
牛乳約300cc(300g)
100cc(100g)
コンソメスープの素小さじ2/3(2g)
ひとつまみ(0.6g)
コショウ少々(0.02g)
オリーブオイル小さじ1

作り方

Step 01

アスパラガスの下の固い部分をピーラーなどで削り、食べやすい大きさに切ります。


Step 02

じゃがいもは皮をむき、ラップをして電子レンジで加熱します。(600Wで2分30秒加熱)


Step 03

鍋にオリーブオイルを入れて温め、じゃがいもとアスパラガスを炒めます。じゃがいもは潰しながら炒めます。

Point
オリーブオイルを温める際、にんにくのみじん切り(チューブタイプのものでも可)を入れるのもおすすめです。

Step 04

鍋に水、牛乳、コンソメスープの素を入れ、塩、コショウで味を整えます。

Point
牛乳が苦手な方や、乳アレルギーの方には、豆乳への変更がおすすめです。

レシピ解説

質の良い睡眠につながる仕組み

別名、しあわせホルモンと呼ばれる脳内ホルモン「セロトニン」をみなさんはご存知ですか?「アドレナリン(神経を興奮)」や「ドーパミン(快感を増幅)」と並び、感情や精神面、睡眠など人間の大切な機能に深く関係する三大神経伝達物質の1つです。
セロトニンは脳内で作られますが、その材料として必須アミノ酸のトリプトファンが必要となり、これは食事から摂らなければなりません。セロトニンは、夜になると睡眠を促すメラトニンに変化するので、睡眠とは切ってもきれない関係です。まずは、その材料となる「トリプトファン」を摂れる食材を意識して取り入れるようにしましょう。

取り入れたい食材と成分

【牛乳】 トリプトファン
良質なタンパク質やトリプトファンを含む⾷品です。トリプトファンは睡眠ホルモンの分泌を促進するセロトニンの材料となっています。⽜乳は加熱しても栄養成分に変化がほとんどみられないため加熱調理にもおススメです!乳製品として吸収率の良いカルシウムも豊富に含み、ホルモン分泌や神経伝達を正常に保つはたらきが期待できます。

【アスパラガス】 アスパラギン酸
疲労回復効果が期待できるアスパラギン酸やビタミン、ミネラルを含む⾷品です。また、穂先にはルチンが含まれ⽑細⾎管を丈夫にする働きや⾎⾏を促進する働きがあり、⾼⾎圧予防も期待できます。

【じゃがいも】 GABA
体の中で神経の興奮を抑える神経伝達物質としてはたらき、副交感神経に作⽤することでリラックス効果が期待できるGABAを含む食品です。ジャガイモの⽪には抗酸化作⽤のあるクロロゲン酸が含まれているため⽪ごと利⽤がオススメです。芽や緑⾊をした部分にはソラニンという有毒物質があるため取り除きましょう。