vol.1 ガゴメ昆布を守るため、
シオノギヘルスケアだから出来ることを始めました。

Update: 2022.02.01
#昆布の森再生プロジェクト

皆さん、こんにちは。シオノギヘルスケアの高野と申します。
ようやく皆さんに紹介できた「昆布の森再生プロジェクト」ですが、既にスペシャルサイトはご覧いただけましたか?アニメーションやイラストで分かりやすくまとめているので、お時間があればぜひご覧ください。

そして、このプロジェクトについて「もっと皆さんに色々なことをお伝えしたい!」という気持ちから、連載をスタートすることになりました。まだまだ始まったばかりのプロジェクト。ここから先が肝心ではありますが、このプロジェクトを通して、一人でも多くの方に共感いただけたり、一人でも多くの方にシオノギヘルスケアを好きになっていただけるよう、精一杯お伝えしていきます。
プロジェクトが始まった経緯や、昆布の森がどう成長していくのか、また養殖推進は順調に進んでいるのか、などなど。時には各分野のスペシャリストもお招きしながらお届けする予定です。ぜひ楽しみにしていただけたら幸いです。

記念すべき第一回の記事では、プロジェクトの概要をご紹介します。

そもそも、ガゴメ昆布とは?

「昆布の森再生プロジェクト」では、北海道 函館近海に主に生息する天然のガゴメ昆布を取り上げています。ガゴメ昆布は、他の昆布と比べて非常に繊細なため生息場所が東海岸に限られており、非常に希少な品種です。(詳しくはこちらの記事でもご紹介しています)

そのガゴメ昆布が、現在産地消滅の危機に直面しています。
地球温暖化による海水温の上昇、海藻を餌とするウニやアワビなどとの需給バランスの乱れ、昆布ブームによって引き起こされた乱獲など。 原因は複合的ですが、これらの負の連鎖により「磯焼け」と言われる海の砂漠化に近い状況まで、ガゴメ昆布は減ってしまいました。ガゴメ昆布を使用した製品を扱う企業として、天然ガゴメ昆布を、森のように生い茂っていた頃の姿に復活させるべく、「昆布の森再生プロジェクト」はスタートしました。

ちなみに、、、

ガゴメ昆布を使用したシオノギヘルスケアの商品には「フコイダンPROTECT」シリーズがあります。 日々の健康対策が気になる方は、よろしければ合わせてチェックしてみてください!

>シリーズ一覧はこちら

昆布の森再生プロジェクトとは?

このプロジェクトの目的は、ガゴメ昆布の利用を天然から養殖へ切り替えることで、天然ガゴメ昆布を保護・再生させることです。経済産業省補助事業の「地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業」(以下、本補助事業)を活用しており、函館市はもちろんのこと、現地の大学や企業とも連携し、2021年7月より本格始動しました。

本補助事業を活用した取り組みでは、養殖ガゴメ昆布の収穫後の乾燥工程を簡略化し、漁業者の作業負担を軽減することで生産性を向上させる仕組みを構築し、養殖ガゴメ昆布の普及を推進することを目指します。また、北海道道南地域の課題である天然ガゴメ昆布の保護によりガゴメ昆布の生産量を回復させたいと考えています。今回、北海道経済産業局、函館市、北海道立工業技術センターとの産官連携により、ガゴメ昆布の再生活動に取り組む予定です。
連載の中でその様子もお届けしていきますね。

会談の様子

本格始動前の2021年6月には、ガゴメ昆布の産地である函館市にて工藤市長と弊社代表の二名が会談を行っています。産官連携で函館のガゴメ昆布を守ろうと、固い握手を交わしました。
写真にて、二人が手に持っているのがガゴメ昆布です。とても大きいですよね。中には3mほどのサイズになるものも。ガゴメ昆布愛について語る記事も、いずれ書きたいのですが、次回は「どうやってこのプロジェクトが誕生したのか?」についてお伝えする予定です。プロジェクトは2019年ごろから準備をスタートしているので、超大作の記事となりそうです。ご期待ください!

左:弊社代表 吉本悟/右:函館市長 工藤壽樹さん

昆布の森再生プロジェクト スペシャルサイト

ガゴメ昆布をつかうから、育てるへ。
シオノギヘルスケアではカゴメ昆布の利用を天然から養殖へ切り替えることで、天然ガゴメ昆布の保護・再生を目指す「昆布の森再生プロジェクト」を発足。
2024年までに本製品の原料を養殖ガゴメ昆布100%に切り替えることを目指しています。

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