健やか肌をつくるちょっとキツめのトレーニング

Update: 2023.08.01
#体操

健やかな肌をつくるのに
重要な働きをする「成長ホルモン」

成長ホルモンとは脳にある下垂体から分泌されるホルモンです。
代謝を促す働きがあり、成長期には骨を伸ばし筋肉を発達させ、体を成長させます。大人になってからも重要な働き
を持つ、肌を健やかに保つホルモンなのですが、年齢と共にその分泌量は減少してしまいます。
そこで今回は、成長ホルモンの分泌を促すちょっとキツめのトレーニングをご紹介します。

運動と休憩を繰り返す“HIIT”(ヒット)が
成長ホルモンの分泌を促す!

成長ホルモン分泌を促すために、効果的なのが負荷の高い運動と小休憩を短時間で繰り返すトレーニング法
「HIIT(ヒット)」です。HIITとは「High Intensity Interval Training」の頭文字を取ったもので、
「高強度インターバルトレーニング」と訳されます。無酸素運動を繰り返し行うことにより、成長ホルモンの分泌が活性化されるのです。


やってみよう!
健やか肌をつくるHIIT4分間

効果的なトレーニングにするためには、しんどいなと感じることが重要です。 小休止中でも息が弾む程度の運動強度でトレーニングを行いましょう。


【まずは準備運動】
いきなりキツい運動を行うと、体に負担をかけすぎます。スタート前に必ず準備運動を行いましょう。
その場で1~2分程度足踏みを行い、手首足首をしっかりほぐしてからトレーニングを行ってください。

【運動A:20秒】→10秒休憩→【運動B:20秒】→10秒休憩
を4回繰り返します。

【運動A:20秒 ひざ付き腕立て】 ①床にひざを付き、手は肩の真下に置き、腕立て伏せの姿勢をつくりましょう。
目線は常に斜め前で、お腹に程よく力を入れて腰を守ります。
②ひじを曲げながら、胴体を床に近づけていきます。床に胸が着く手前で止めて、①の体勢に戻ります。
これを繰り返して20秒続けましょう。きつい場合は、肘の角度を浅くして、できる範囲で行いましょう。
運動Aが終わったら、10秒休憩します。休憩しながら立ち上がってください。

【運動B:20秒 もも上げ駆け足】 ①片方の脚のひざを股関節の高さまで上げます。上体がぐらつかない様にお腹に力を入れ続けましょう。 ②反対側の脚に変えて同様に脚のひざを同じ高さまで上げて行いましょう。駆け足のようなスピートで行いますが、きつ い場合はできる範囲のスピードで行います。20秒続けます。 運動Bが終わったら、10秒休憩します。休憩しながら運動Aの姿勢をつくりましょう。

【運動A:20秒】→10秒休憩→【運動B:20秒】→10秒休憩 を4回繰り返します。
息が上がってキツいな、と感じれば効果バツグンです!
※体に痛みが出る場合は、無理をしないようにしましょう。