運動と免疫力

Update: 2022.11.15
#感染症対策

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健康は適度な運動から

免疫細胞は、血流に乗って体全体へと運ばれます。つまり、運動をして血行を良くすれば、病原体や菌などを発見・退治する力が促進されるのです。また、血中の免疫細胞を作っている骨にとっても運動は大切です。適度な運動で刺激をあたえると、骨がもろくなるのを予防することにもつながります。お仕事などで座りっぱなしの時間が長い人は、下半身の血流が停滞してしまいがちなので、まずは1時間に1度立ち上がることを意識して。日常生活の中に無理なく続けられる運動を取り入れて、免疫力をアップしましょう。

10分、家から歩こう

近所のスーパー、コンビニ、本屋さん。日々の「ちょっとそこまで」のお出かけは、せっかくなら歩いて行ってみよう。


10分、ながら運動しよう

読書しながら、テレビを見ながら、通勤しながら。何かをしながら、ちょっとだけ体を動かしてみよう。


10分、家事しよう

日々の家事をこなすと、それだけで体を動かすことに。思い立ったらまずは10 分、家のことをしてみよう。


10分、ストレッチしよう

気持ちいいストレッチは、質の良い睡眠にもつながります。お風呂上がりや、寝る前に、ちょっと体を伸ばしてみよう。

監修

矢澤 一良先生
農学博士 矢澤 一良先生
早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構 規範科学総合研究所ヘルスフード科学部門 部門長
京都大学工学部卒業。その後、相模中央化学研究所に入所、東京大学より農学博士号を授与される。
2000年、湘南予防医科学研究所を設立。主な研究テーマは、予防医学的食品・医薬品素材。日本脂質栄養学会理事、日本機能性食品医用学会理事、日本臨床栄養協会理事。