8月16日に行われる「五山の送り火」
京都を代表する夏の風物詩「五山の送り火」。8月16日に京都市内のあちこちから、夜の闇に浮かび上がる、炎で描かれた文字などを見ることができます。そもそもこの送り火は、お盆に冥府へ帰る精霊を送るというもの。いつごろから始められたかについては、諸説あり、はっきりとはわかっていません。
※令和3年は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、例年より規模を縮小して実施されます。
京都市内を囲む5つの山、それぞれにイラストのように火が灯されるので、市内のあちこちで見ることができます。
送り火は、火床(ひどこ)で松材(まつざい)を燃やして行います。この火床は山によって形が異なるなど、それぞれに特徴があります。五山のなかで火床の数が一番多いのは鳥居形。108個の火床で松明が燃やされます。写真は、「大文字」中央の火床「金尾(かなわ)」です。
- [「五山の送り火」お問い合わせ]
京都五山送り火連合会事務局 - 電話番号 075-366-1498
8:45〜17:30