手足ポカポカエクササイズで免疫力強化大作戦!

Update: 2023.02.22
#体操

低体温が免疫力低下の原因に

体温を測ってみたら「若い頃より低くなった」と感じたことはありませんか?
高齢になるにつれて筋肉が減り、活動量も少なくなるため、基礎代謝が低下。体内で作られる熱量が減少して、体温は低くなっていきます。

体温が35℃台になると免疫力が衰え病気への抵抗力が弱まるのだとか。
そこで今回は、手足の筋肉をほぐして血流を良くするストレッチをご紹介します。

筋肉は天然のカイロ
固まっていると熱が発生しにくくなります

体の熱の発生源である筋肉は、まさに天然のカイロ。
筋肉が力を使う時に熱が発生し、筋肉で発生した熱を体中に行き渡らせるのが血流です。筋肉は動きが少なかったり、こりが発生すると固くなってしまい、熱を発生する力が弱まります。それはまるで、固くなったカイロのような状態。筋肉をしっかりほぐして血流を促し、効率良く熱を発生させ、手足の先まで熱を届けることが大切です。


やってみよう!
末端冷え症改善ストレッチ

末端冷え症改善のためには、手足の末端に関わる筋肉をほぐすことが重要です。
いつでもどこでもできる、日中に行うストレッチと、寝る前に行うストレッチを紹介します。

1.日中に!指のびストレッチ

手足が冷えているなと感じた時に、ぜひ行ってほしいストレッチ。
座っているときでも、時間が空いたときでも、いつでもどこでもすぐにできます。

<手先> ①左手を前に出し、手の平を上にします。 ②親指から順番に、右手で左手の指を下に押し伸ばします。1本につき3秒を目安に行います。 終わったら逆の指を行います。息を止めないように注意しましょう。

<足先> ①足の裏に壁があるとイメージし、足の親指でその 壁を3秒間ぐっと押さえます。 ②足の人差し指から小指までを使って、同じ様に3秒間ぐっと押さえます。これを3セット繰り返します。 反対の足も同じように行います。

2.寝る前に!くるくるストレッチ

手足の指をくるくるさせることで、筋肉がほぐれます。
筋肉がほぐれると副交感神経が優位になり、良質な睡眠に導いてくれます。

<手先> ①片方の指を1本立てます。逆の手で筒のようにリングをつくります。 ②立てた指をリングの中に入れ、両方の手をくるくる動かします。立てた指が暖かくなってきたなと思うまで続けます。 10本の指全てを順番にくるくるしていきます。

<足先> ①床に座り、左足の膝を立てます。足の親指を右手で、人差し指を左手で持ちます。 ②前後互い違いになるように10回ほぐします。人差し指と中指、中指と薬指と順番に行います。反対の足も行いましょう。 ※痛くない範囲でストレッチしましょう。