朝活で「腸」にスイッチON!

Update: 2022.06.08
#体操

腸内環境を良くするために
自律神経を整えて!

腸の役割解明が進んだ近代、腸は私たちの人生そのものを決めるほど重要なことがわかってきました。

一方で、ステイホームや在宅勤務など、ライフスタイルの変化により日中の活動量が減ったり、運動不足や暴飲暴食、ストレスなどで生活リズムがくずれていませんか?

生活リズムのくずれは、体の調子を整える自律神経の乱れにつながりやすく、腸の働きも鈍化してしまうため、腸内環境も悪化しやすい状況に。

そこで今回は、自律神経を整えて「腸」を動かすエクササイズをご紹介します。

朝のエクササイズで
腸に働くスイッチを入れよう

睡眠中は、副交感神経が優位な状態ですが、起床してしばらくすると交感神経が優位になります。このスイッチを上手に切り替えることが、腸を動かすためにはとても大切。
朝の腸体操では、まず神経を腸に通す「リセット体操」を行い、腸が働くようにスイッチを入れる「スイッチ体操」の順で行います。


やってみよう!
腸を働かす朝の腸体操

1.神経を通す「リセット体操」

寝起きの朝は身体が固まった状態です。
神経の通り道である背骨周りをストレッチすることで、自律神経をリセットします。

①仰向けに寝ます。 ②両手と両足をまっすぐ伸ばします。 ③両手のひらを上に向け腕を伸ばします。肋骨が上に持ち上がっていくようなイメージで背骨を伸ばします。同時に足のかかとを押し出すようにぐーっと伸ばし「10」数えます。 ④伸ばし終わったら力を抜きましょう。これを1回行えばOKです。背骨が伸ばされ、背中の緊張がとれます。

2.腸が働く「スイッチ体操」

睡眠で固まった身体の歪みを整えます。
腸などの内臓を動かすことで、ぜん動運動を促します。

①背筋を伸ばし、椅子に少し浅めに座ります。 ②背筋を伸ばしながら、やや前かがみになります。両手は太ももの横くらいにおろします。 ③上半身を左に回します。顔も左に向け、両手も左側に持って行った状態で、そのまま30秒数えます。数え終わったら反対側も行いましょう。左右1回ずつ行います。 ※痛くない範囲で行いましょう。