「内臓脂肪」を減らして健康アップ!

Update: 2022.01.20
#体操

気づかない間に増えているかも?
見えない「内臓脂肪」にイエローカード!

のんびり自宅で過ごした年末年始。
気持ちがリラックスできるのはいいことですが、家から出ないで運動量が減ってしまうと、気になるのが脂肪の増加です。そこで今回は、冬の間に蓄積されてしまった脂肪を落とすコツをご紹介します。

脂肪には、皮膚の下にたくわえられる「皮下脂肪」と、内臓のまわりに付く「内臓脂肪」があります。特に、体調不良の原因にもなる「内臓脂肪」を減らすことは、健康維持に欠かせません。内臓に付く脂肪は目に見えないだけに落とし方がわからないと思われがちですが、「内臓脂肪」は付くスピードも落ちるスピードも早いのが特徴。適切な運動をして代謝を上げることで、効率よく落とすことができます。

有酸素運動と筋トレの組み合わせが効果的

「内臓脂肪」を落とすのに効果があるとされているのが有酸素運動です。そこに筋力トレーニングを組み合わせると、脂肪燃焼を促進するホルモンが分泌されるので、より高い効果が期待できます。いつものウォーキングに筋トレを取り入れるのもおすすめです。


やってみよう!
インターバルトレーニング

有酸素運動と筋トレを交互に行うインターバルトレーニングは、おうちでも公園でも気軽に行えます。下記1.~4.を2周します。ポイントは、痛みやつらさを感じないように、無理なく、長い時間続けることを優先しましょう。寒さで凝り固まった身体をほぐしながら、内臓脂肪の燃焼を目指しましょう!

1.クロスニーアップ(有酸素運動)

左右の膝を交互にタッチ。ふらつくときは膝上げだけで大丈夫です。

①足を肩幅に広げ、片膝を上げて反対の手でタッチします。 ②元の姿勢に戻り逆の膝を上げてタッチします。同じ動作を20秒繰り返します。 ③終わったら10秒休憩し、次のステップ「2.スクワット(筋肉トレーニング)」に進みます。

2. スクワット(筋肉トレーニング)

開脚スクワットです。膝に痛みを感じたら無理をせずできる範囲で行いましょう。

①背筋を伸ばして足を肩幅より広めに開きます。つま先は30度ほど外側に向けます。 ②そのまま少しずつ膝を曲げます。慣れたら2秒で70〜90度まで曲げ、2秒で伸ばす動作を20秒繰り返します。 ③終わったら10秒休憩し次のステップ「3.その場ウォーキング(有酸素運動)」に進みます。

3. その場ウォーキング(有酸素運動)

その場で移動せずに歩きましょう。膝を高く上げると強度もアップします。

①背筋を伸ばして、その場でウォーキングします。 ②同じ動作を20秒繰り返します。 ③終わったら10秒休憩し、次のステップ「4.片脚バランス(筋肉トレーニング)」に進みます。

4. 片脚バランス(筋肉トレーニング)

片脚を上げてキープ。ふらつくときは何かにつかまりましょう。

①肩幅に足を広げて立ちます。 ②両手を広げて片脚を上げ10秒キープ。反対の脚でも同じことを行います。 ③終わったら10秒休憩し、2周目を行います。