不調の原因「むくみ」をシャットアウト!

Update: 2021.03.02
#体操

春先のだるさは「むくみ」のせい?
余分な水分が溜まっているかもしれません

三寒四温の季節、春。寒暖差の大きなこの季節ですが、薄着で出かけて後悔したことはありませんか?まだまだ肌寒い日も続きますので、服装選びは慎重に。また、春先などの季節の変わり目は、冷えによって血流が低下して手足の「むくみ」が起こりやすいので注意が必要です。

体の中にある余分な水分が汗などで排出されず、老廃物が溜まるとむくみや冷えが引き起こされやすくなります。
むくみの直接的な原因は、静脈やリンパ管がしっかり動いてくれず、細胞や血管の外に溜まった水分が適切に排出されないことにあります。体の中でも心臓から遠い場所は血流が低下してしまいがちなので、足先と手先は要注意。体操やマッサージで余分な水分や老廃物を外に出すように促しましょう。

筋肉のポンプ作用で「むくみ」を解消!

脚・足先に降りた血液や末端の血液を心臓まで押し上げるには、筋肉のポンプ作用を利用する必要があります。筋肉を収縮させながらポンプのように静脈を圧迫することで、滞りがちな血流をしっかり促してあげましょう。


やってみよう!
むくみスッキリ体操

1.ふくらはぎ体操

足先のむくみ解消に。立ってやるのが効果的ですが、座り仕事をしながら手軽にできる体操もおすすめです。下半身のだるさを感じたら行いましょう。

【 立って行う体操 】
①椅子や壁に手をつき、かかとが浮かない程度に片足を大きく引きます。 ②引いた足のかかとを上げ下げします。左右を8回ずつ行いましょう。



【 座って行う体操 】
①足裏が床にぴったりつくように浅く座ります。 ②かかとを同時に上げ下げする動作を8回行います。

2.手先の体操

朝と夜に行って水分のめぐりを活発に。むくみのない、すっきりした手先を目指しましょう。

①足を床につけ浅く座ります。左右の指を組んで心臓より高く手を伸ばします。 ②手首から先を8の字(∞)に動かします。手首の位置は固定して、8回行います。 ③片腕をのばし、軽く圧をかけながらこすります。指先から脇にかけ裏表ともまんべんなく8回。反対の腕も同じように行います。

3.顔のむくみ解消に

左右の耳の外側を指でつかみ、耳全体をまんべんなく引っ張ります。耳がポカポカ温まってきたら終了です。